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雪蟹あらすじネタバレ!原作とドラマの違いや最後の結末を考察

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今回は、雪蟹あらすじネタバレ!原作とドラマの違いや最後の結末を考察と題してお伝えしたいと思います。

テレビ東京ドラマ24で「雪女と蟹を食う」が、2022年7月8日から毎週金曜深夜0時12分より始まります!

原作は、ヤングマガジンやWEBで連載され、今や大人気のGINO0808さんによる同名作品で、監督は「ミッドナイトスワン」「全裸監督」を手掛けた内田英治さんです。

全67話+特別編1話からなる全8巻で、一見すると死にたい男北と謎多きセレブ妻彩女の奇妙な不倫旅なのですが、読み終えた後一冊の小説を読み終えたような切なさや悲壮感を感じる文学的なお話です。

2人の結末はどうなるのでしょうか?

本記事では、雪蟹あらすじネタバレ!原作とドラマの違いや最後の結末を考察と題して詳しくお伝えしたいと思いますので最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

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雪蟹あらすじネタバレ!

「雪女と蟹を食う」の原作は、GINO0808さんの作品で、因みに作者の名前の読み方は「ぎのぜろはちぜろはち」さんです。

ヤングマガジンやWEBで連載され、2019年1月28日に「週刊ヤングマガジン」にて連載がスタートし、その後「コミックDAYS」に移行し、2021年1月2日に最終話8巻で完結しています。

ここでは「雪女と蟹を食う」のあらすじネタバレを紹介したいと思いますのでネタバレ注意でお願い致します。

>>雪女と蟹を食うキャスト相関図はこちら♪

 

あらすじ

痴漢の冤罪により人生が狂い金も行き場も無くなった北は自殺をしようとしますが、あと一歩が踏み出せずにいました。

そんな時目に入ってきたテレビのグルメ番組を見て「北海道で蟹を食べてから死のう」と思い立ち強盗を決意します。

図書館で出会ったセレブ風の彩女の後つけ高級住宅に押し入り、人妻の彩女に金を要求すると彼女は予期せぬ行動を取ります。

 

北の過去

北は示談金が目的の女子高生にハメられ無実にもかかわらず実刑を受けた痴漢冤罪の被害者です。

その後会社も辞め、家族は夜逃げに追い込まれ友達とも音信不通になり、恋人にも信じてもらえず見捨てられました。

引越ししても就職しても噂は直ぐに広がり後ろ指をさされるように追われていきます。

冤罪により北は全てを失ってしまった北は自殺を試みますが、いざ首を吊ろうとすると足がすくみ、どうしても一歩がふみだせません。

そんなとき、ふと目に入ったのが北海道を特集したグルメ番組でした。

北は「どうせなら北海道で蟹を食べてから死のう」と決意しますが、お金がありません。

ある日、図書館でぶつかった裕福そうなセレブな主婦、雪枝彩女に目を付け後をつけて家に押し入ります。

 

彩女の謎の行動

家に押し入られ北の被害者になった彩女は抵抗することなく、やけになった北の欲望を受け入れ、要求されるままお金も渡します。

さすがに罪悪感を感じた北は、自分のこれまでのいきさつを彩女に話すと早々に立ち去ろうとします。

「北海道で蟹を食べてから死ぬ」という北の話しを聞いた彩女は「いいですね」と旅に同行すると言い出します。

こんな突拍子もないことを表情も変えずに静かに準備を始めます。

初対面で、しかも自分を辱しめお金まで要求している強盗犯と、なぜ一緒に旅立とうとしているのか?

彩女の行動は謎ですね。

 

2人の旅

北海道までの旅路は「蟹をたべてから死ぬ」という目的を感じさせない程、道中の美味しいものを食べたり観光地に立ち寄るなど、まるで新婚旅行の様な笑顔溢れる日々を過ごします。

「大人の夏休み」という彩女。

2人で過ごすうちに、彩女という存在が北の心を少しづつ変えていきます。

どんな時でも自分を優しく受け入れてくれる彩女に出会ったことで北は人間としての欲望を取り戻し始めるのです。

彩女との将来を想像し共に生きていきたいと思うようになるのです。

絶望し死を覚悟した北が生に執着を持ち始め葛藤する北の姿は、なによりも人間らしく感じます。

彩女の過去

彩女の夫は小説家の雪枝一騎です。

雪枝と彩女は、もともと教師と生徒の間柄で、知的な国語教師に憧れた文学少女の恋が実り結婚に至ったという感じです。

やがて雪枝は小説家の仕事に専念すべく教職を辞し上京。

彩女も東京の大学に進学し、後を追います。

雪枝は小説家とデビューしたものの稼ぎは少なく新婚生活は実に貧しいものでした。

雪枝は「生活ができないから仕事を探すよ」と言いますが、彩女は「お金は何とかしますから、あなたは小説を書いて」と姿を消します。

一ヶ月後、数百万の札束を持って戻ってきた彩女は以前の雰囲気はなく凍てつくような雪女の様でした。

女学生が大金を手に入れる方法なんて限られています。

雪枝は「彩女は日本一の作家を仕立て上げることに憑りつかれているのではないか?」と怖くなったのです。

それは、献身と言うよりも狂気に近いと察したからです。

雪枝が愛人にのめり込み、家に寄り付かなくなったのは、彩女を恐れていたからに他なりません。

 

蟹を食う

「雪女と蟹を食う」は雪枝の小説のタイトルでした。

実は北が見ていた北海道のグルメ番組を彩女も見てレポーターの背後には寄りそって歩く雪枝と愛人の姿が映り込んでいました。

彩女は恒例だった北海道旅行を雪枝から取材だからと断られていたのです。

しかも、あろうことか雪枝は彩女の組んだ予定を利用して愛人と北海道旅行に行っていたのです。

最愛の夫に裏切られた彩女は北を利用して夫への復讐を実行するために、そう、彩女も死ぬために北海道に来たのです。

稚内についた時に彩女は北に「明日、一緒に蟹を食べて、そして一緒に死んでほしいの。助けなんていらないから」と言います。

北は彩女と生きていきたいと思っていたので、どうしょうもない葛藤を抱えたまま一緒に蟹を食べます。

そして、2人は夜の海へと向かいます。

 

2人は本当に死ぬのか?

死を直前にして北は「彩女ともっと生きたい!楽しい思い出を作りたい!」と強く思うようになり、やめようとありったけの気持ちを込めて訴えます。

しかし、彩女は能面の様な冷たい表情で気持ちは全く変わりません。

彩女は北に太宰治の「斜陽」の話しを始めました。

太宰が愛人の太田静子の小説を元に執筆した小説です。

彩女は北に「この旅のことは、全てノートに書き残している。あなたの手で彼に届けて欲しい」と言います。

続けて雪枝は愛人と北海道にいると言います。

つまり、彩女が強盗犯の北と旅行をしたのは夫の雪枝に小説のネタを用意するために起こした行動でした。

「最高でしょ?」と呟く彩女の哀しく儚い笑顔に北は涙が止まりません。

 

原作とドラマの違いや最後の結末を考察

ここでは、原作とドラマの違いや、ドラマでは最後の結末がどうなるのか考察したいと思います。

 

原作とドラマの違い

まだ、ドラマが始まっていませんので、始まり次第違いがあれば追記いたします!

キャスト的には、北海道で出会ったニュークラブのホステス、マリアとのエピソードもあります。

マリアは北に好意を持ち、北が彩女のもとに去った後子どもを身ごもっているところの描写があるのですが、ドラマではどのようになるのでしょうか?

あと、原作にはいないドラマオリジナルキャストで、雪枝一騎の担当編集者、巡健人が出てきます。

巡がどの様なキーパーソンになるのかも見どころですね!

 

 

最後の結末を考察

原作では、北は必死に止めようとしますが、彩女は入水します。

波に流されて北が翌朝目を覚ますと、波打ち際に彩女の遺体が打ち上げられていまいた。

彩女を車に乗せると遺言にあったノートを手にしました。

ノートの最後には、このように記されていました。

「私がどうして命を絶ったのか、一生考え続けてくださいね」

夫への呪いの言葉、これが彩女の復讐でもあり、愛していた証でもあったのです。

北は激しい怒りと喪失感から、雪枝を見つけて殴ったら彩女の後を追うつもりでした。

何も知らない雪枝を見つけると「あんたの奥さん、死んだよ」

「彼女を裏切って、旅行に行かなかったからだ。あんなに可愛くて……綺麗で優しくて……アンタのことを死ぬまで想い続けていたのに……」

「どうしてアンタは、近くに咲いている花を見てやらなかったんだ!」

北は泣きながら雪枝を殴り続けます。

殺してしまうほどの怒りで殴打する北の背後から「やめて!」と彩女の声が聞こえました。

彩女は生きていたのです。

北は今度こそ離すまいと力強く胸に抱き、そして声にならない声を上げて泣き叫びました。

2人に戻った北は彩女を美瑛町の四季彩の丘に連れて行きます。

「ここの丘はね、毎年違う色彩の花が咲くんだ。生きてないと見れない景色だ」

「オレが見せてあげる。これから夏が来るたびに。北海道へ来て蟹を食べて花を見よう、約束するよ」

雪女の流す悲しみの涙から、温かな涙へと、少しずつ温度が上がっていくようでした。

皆さん、いかがでしょうか?

まるで一冊の小説を読み終えたような感覚、少しでも伝わったでしょうか?

最後は涙なしでは読めないくらい素敵です!

エプローグでは、2人北海道に定住して北はじゃがいも農家で、彩女は富良野ラベンダー園で働いている様子が描かれています。

ドラマでは最後の結末はどの様に描かれるのでしょうか?

  1. 入水した彩女が亡くなってしまう
  2. 北も彩女も亡くなってしまう
  3. 彩女が雪枝のもとに帰り、北はマリアと暮らす

考察してみましたが、あまりにも原作のお話が素敵過ぎて、どれもピンときませんでした。

私は原作通りの結末が希望なのですが、皆さんはいかがでしょうか?

ドラマが始まり違いがありましたら、ここで紹介したいと思います。

 

ツイッターの声

原作ファンも多いですし、ドラマでは重岡大毅さんと入山法子さんが演じられるので楽しみにされている方も多い様ですね!

また、ヤンマガで続編が始まったとの情報もありました。

>>雪女と蟹を食うキャスト相関図はこちら♪

 

まとめ

今回は、雪蟹あらすじネタバレ!原作とドラマの違いや最後の結末を考察と題してお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

テレビ東京ドラマ24で「雪女と蟹を食う」が、2022年7月8日から毎週金曜深夜0時12分より始まります!

原作は、ヤングマガジンやWEBで連載され、今や大人気のGINO0808さんによる同名作品で、監督は「ミッドナイトスワン」「全裸監督」を手掛けた内田英治さんです。

原作のあらすじやネタバレの紹介や、「雪女と蟹を食う」のドラマでの最後の結末を考察させて頂きましたので、ぜひ参考にされてみてください!

原作が、本当に素敵なので、どんなドラマになるのかとっても楽しみです。

本記事では、雪蟹あらすじネタバレ!原作とドラマの違いや最後の結末を考察と題してお伝えしてきました。

最後までお読み頂きありがとうございました。