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A2Z

A2Z最終回結末ネタバレ!原作小説とドラマの違いも考察

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今回は、A2Z最終回結末ネタバレ!原作小説とドラマの違いも考察と題してお伝えしたいと思います。

「A2Z」は、2023年2月3日(金)の0:00~Amazonプライムビデオで独占配信が決定しました!

「A2Z」は、「ベッドタイムアイズ」や「僕は勉強ができない」などの原作者、山田詠美さんの同名小説の実写ドラマ化です。

不倫と純愛の境界線はどこにあるのか、AからZまでの26文字のアルファベットをたどり魅惑の関係を描く大人のラブストーリーです。

本記事では、A2Z最終回結末ネタバレ!原作小説とドラマの違いも考察と題して詳しくお伝えしたいと思いますので最後までお付き合い下さい。

 

A2Z最終回結末ネタバレ!

ドラマ「A2Z」は、2000年1月1日に講談社から刊行された山田詠美さんの同名小説が原作になります。

ここでは、「A2Z」の最終回結末ネタバレについてお伝えしたいと思います。

ネタバレも含まれていますのでご注意ください!

 

あらすじ

物語は、年下の郵便局員成生と恋に落ちた大手出版社に勤務する夏美。

夫の一浩は夏美の競合出版社に勤務しており、美大生の恋人冬子がいることを夏美に打ち明けます。

夫への複雑な感情を抱きながら仕事に情熱を注ぐ夏美。

自由気ままに恋愛を楽しむ夫婦ですが、お互いへの思いは変わらない不思議な関係です。

 

不思議な夫婦関係

澤野夏美(深田恭子)は、森下一浩(田中圭)と結婚して8年子どもはいない夫婦。

夏美は結婚した後も旧姓で仕事をしているキャリアウーマンで、夏美と一浩は競合出版社に各々勤務している、いわゆるライバル。

ある日、夫の一浩から1年ほど前から美大生の本宮冬子(堀未央奈)と恋愛関係にあると告白されます。

浮気は初めてではないものの動揺する夏美に一浩は「冬子と分かれるつもりはないけど夏美のことも好きだ」といいます。

その後、結婚とは何なのか考える夏美は、会社の前の郵便局に務める10歳年下の坂上成生(片寄涼太)と出会い恋に落ちます。

成生のことを相談した会社の先輩、時田仁子(大塚寧々)は「旦那への腹いせでは?」と言いますが、夏美は一浩への仕返しではなく寂しさからくるものだと感じていました。

成生は夏美を食事に誘い家で手料理を振る舞います。

裕福ではない成生ですが彼の心のこもった手料理は、散々贅沢をしてきた夏美にとって新鮮で楽しい食事でした。

夏美と成生はその日に関係を持ってしまいます。

 

嘘をつく夏美

一浩は冬子との関係を夏美に告白しましたが、夏美は成生との関係を話しませんでした。

ところがある日、一浩が夏美に彼氏ができたのか?と尋ねます。

実は一浩は成生から夏美にかかってきた電話に出ていて疑っていました。

でも夏美は「いないよ」と嘘をつきます。

自分は不倫をしながらも夏美の答えを聞いて安心する一浩。

夏美もまた、成生との関係が一浩にバレなくて良かったと思ってしまいます。

 

仕事での対立

そんな微妙な関係が続くなか、期待の新人作家の永山翔平(吉村界人)を巡ってライバル関係の2人。

現在は、一浩の出版社で執筆しており、一浩の出版社で新人賞を受賞したことで注目され、大手出版社が競って狙っている逸材です。

夏美は永山のデビュー作を読み、洗練された中にも穏やかな言葉を紡ぐ作風に感銘し、次の作品は自分のところでとアプローチします。

ある日、夏美は永山から「ぼく、あなたが好きです」と告白され驚きます。

そんな中、年末を迎え一浩は冬子と年の瀬を過ごすといいます。

夏美も成生と過ごそうと考えていましたが、成生の祖母の体調がすぐれないと実家に帰る予定がありました。

落ち込んでいる夏美に永山が大晦日を一緒に過ごしましょうと誘ってきました。

夏美は一瞬驚きますが、仕事の欲望が浮かび提案を受け入れ2人で大晦日を過ごします。

 

一浩と冬子の別れ

年が明けてしばらくすると冬子が夏美に会いたいう連絡が入り会うことなります。

冬子は、一浩が別れない夏美を見たかったし自分のことも見せたかったと言います。

夏美は冬子に少し腹が立ちましたが、一途な冬子に羨ましさも感じます。

家に帰ると一浩が冬子の取った行動を夏美に謝りました。

そんなある日、夏美が永山と蕎麦屋で昼食を取っているところに、冬子を連れた一浩と遭遇します。

永山は一浩に「次回作は澤野さんのところでさせて頂くようになりました」と告げます。

夏美から永山との関係を聞いた一浩は「女の武器をつかったのか!」と怒りをあらわにしますが、一方では負けを認めます。

しばらくすると一浩は冬子に振られ自宅に戻ってきます。

 

夏美の家出

冬子と別れて自宅に帰ってきた一浩の身勝手さに夏美は苛立ちを感じます。

ついに「私好きな人がいる」と告白します。

自分も不倫をしていた一浩ですがどんなことがあってもお互い一番好きでいたいと思っていたため、怒りを抑えられず夏美を平手打ちしてしまいます。

そんなことがあっても夏美は一浩が好きでした。

でも成生とも別れるつもりはなく、夏美は家を出て友人の橘今日子(木南晴夏)の家に転がり込みます。

 

成生との別れ

その後、成生と夏美はすれ違いが重なり、お互い不安がつのる日々が続きます。

そんな中、夏美のもと執筆していた永山が文学賞を受賞しました。

授賞式で、飲み会に誘われた夏美は彼が待っていると断ります。

時田から「成生くんは夏美の生活スタイルを変えさせようとしているの?」と問われ戸惑います。

夏美は成生の気持ちに答えられない辛さがあり、成生は夏美をどんなに愛しても独占できない辛さがあり、お互いの気持ちに限界がきてしまいます。

ついに夏美と成生はお互い好きな気持ちは残りつつも別れる道を選びます。

 

夏美と一浩は元のさやへ

成生に気持ちはありながらも夏美は一浩がいる自宅に戻ります。

一浩はおかえりと夏美を出迎えます。

夏美は一浩に「恋の死について話したい!」という欲望にかられます。

夏美も一浩もW不倫はしたものの、お互いのことは好きだったので元のさやに収まる形で結末は終わりました。

 

A2Z最終回結末原作小説とドラマの違いも考察

ここでは、ドラマ「A2Z」の最終回結末が、原作小説と違うのかも考察したいと思います。

 

①お互いの不倫相手と結ばれる

2人は離婚して一浩は冬子と、夏美は成生と結ばれるパターンです。

この結末だと、話の根本となる一浩と夏美のお互いのずるさを許しあう不思議な夫婦関係が否定される部分があると思います。

どんな状態にあっても、一浩と夏美はお互い相手のことを好きというのが根本にあるので離婚はしないのではないかと思います。

 

②一浩が冬美と結ばれ、夏美は成生と別れる

このパターンだと一浩の気持ちの変化が注目されると思うのですが、小説の中で一浩は「一番会いたいのは冬子だけど、一番失いたくないのは夏美だ」と言っています。

夏美が好きな人がいることを告げた時に一浩が激高したのも夏美の気持ちが離れていくのが怖かったからではないでしょうか?

現にビジネスで永山との関係を聞かされた時も怒りはしたものの納得しています。

以上のことを考えると小説では冬子に振られていますが、この2人が結ばれることはないと思います。

 

③夏美が成生と結ばれ、一浩は冬子と別れる

このパターンはもしかしたら、あり得るのではと思いますが、だとするともっと早くそうなってもおかしくないのではと思います。

ここで注目するのが夏美はなぜ成生のことを一浩に話さなかったのか?という点です。

自分の不倫相手のことは隠したがるのが普通だとは思うのですが一浩は冬子の存在を夏美に告白しています。

敢えて伝える一浩も理解できませんが、その状態で隠す夏美の心情はなんでだろう?と考えてしまいます。

そうなると、やはり夏美もどんな状況でも一浩のことが好きだという気持ちは変わらないということだと思います。

会社の先輩の時田から成生とのことを「旦那への腹いせでは?」と問われた時も、怒りよりも寂しさからだと感じています。

以上のことを考えると夏美は成生が好きですが共に生きる道を選ぶことはないのではないかと思います。

 

④夏美と一浩は離婚して、お互いの不倫相手とも別れる

私的にはこのパターンが一番スッキリするのではと思うのですが、それはそれで普通過ぎるというか、この夫婦の不思議な関係性が活かされていないですよね!

小説の感想を見ても「愛人がいると告げられてその場で切れない夏美が理解できない」とか「夏美と永山の関係を聞いて怒りはするが納得する一浩の気持ちがわからない」などの声が多数あります。

その一方で「常識は別として自分の気持ちに素直でそれを許しあう夫婦関係も共感できる」「色々あっても元のさやに戻りお互いの恋愛について語る2人が微笑ましい」なども声もあります。

ここが「A2Z」の原作の魅力だと思うので、この結末は考えられないかなと思いました。

 

⑤元のさやに収まる

これは原作と同じ結末になるのですが、もやもや感は残りつつもドラマでもこの結末になるのではないかと予想します。

上記①~④の結末がどれもしっくりこないというのもあるのですが夫婦であり、仕事ではライバルでもあり、お互いのずるい部分も許しあう2人だと、このパターンが一番自然だと思いました。

でも、きっと今後も繰り返すのだろうなと考えてしまいますが….

実際にドラマが配信されましたら、結末がどうだったのか追記したいと思います。

ドラマ「A2Z」の結末は小説と同じで⑤元のさやに収まるでした。

夏美と一浩の不思議な夫婦関係やW不倫など、理解できないことが多いのかと思いましたが見終わった感想はとても素敵なドラマでした。

それぞれの色々な思いや感情に、いつしか共感できる部分があり、また夏美の周りの人達のアドバイスもスっと心に入ってきました。

深田恭子さんや田中圭さんの演技も、もちろん良かったですが、片寄涼太さんの演技が上手だなと思いました。

見た方はわかると思いますが『光のリング』素敵でしたよね♪

作中にかかるクリスタルケイさんの歌声も素敵で、まるでフランス映画!

これは何度も見たいドラマに決定です!

 

まとめ

今回は、A2Z最終回結末ネタバレ!原作小説とドラマの違いも考察と題してお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

「A2Z」の原作のあらすじとラストの結末、原作小説からドラマの最終回結末を予想してみました。

ドラマ「A2Z」が配信されましたら実際の結末はどうだったか追記したいと思います。

原作小説を読まれた方の感想としては、「2人の関係性が全く理解できない」か「どこかユーモラスで共感できる」など賛否分かれます。

「A2Z」は今から24年前のお話になるのですが、旧姓で仕事をする主人公や、夫婦でライバルの会社で才能を発揮する点など、かなり時代を先取りしたお話しではないかと思います。

現在でドラマ化することで、どんな描写になるのか今からとっても楽しみです♪

本記事では、A2Z最終回結末ネタバレ!原作小説とドラマの違いも考察と題して詳しくお伝えしてきました。

最後までお読み頂きありがとうございました。