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ちひろさん

ちひろさん最終回結末ネタバレ!原作漫画と映画の違いも考察

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今回は、ちひろさん最終回結末ネタバレ!原作漫画と映画の違いも考察と題してお伝えしたいと思います!

映画「ちひろさん」は、Netflix2023年2月23日からの全世界配信と、劇場公開が決定しています。

原作は、安田弘之さんの漫画で、「愛がなんだ」「街の上で」などを手掛けられた今泉力哉さんによって待望の映画化が決定しました!

ちひろさんは、元風俗嬢であることを隠そうとせず、海辺の小さな街のお弁当屋でひょうひょうと働く女性。

ちょっと口が悪くてマイペース。

そんな彼女のもとには孤独を抱えた人達が引き寄せられるように集まり癒されていきます。

本記事では、ちひろさん最終回結末ネタバレ!原作漫画と映画の違いも考察と題して詳しくお伝えしたいと思いますので最後までお付き合いください。

 

ちひろさん最終回結末ネタバレ!

ここでは、「ちひろさん」の最終回結末ネタバレについてお伝えしたいと思います。

原作漫画「ちひろさん」は、全9巻で最終回を迎えましたが、多くの読者から続編を期待されている作品です!

ネタバレも含まれていますのでご注意ください!

 

あらすじ

ちひろは元売れっ子風俗嬢で本名は古澤綾。

綾が幼い頃に偶然出会い、その後の人生をかえてくれた女性の名前「ちひろ」を源氏名にしています。

そんなちひろは、ふらりと立ち寄った港町の小さなお弁当屋「のこのこ」で働き、恋愛、仕事など様々な悩みを抱える人々に寄り添う姿を描いています。

常識にとらわれず生き生きと孤独を謳歌する姿に、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない海辺の町の人々が集まってくるように。

 

海辺の町にたどり着いたちひろさん

元風俗嬢のちひろは、ある日ふらりと海辺の町に立ち寄ります。

どこか寂しげでミステリアスなちひろは自分が元風俗嬢であることをお弁当屋の店長の奥さんの多恵に明かします。

多恵は一言「そう」というだけで、ちひろはそれがとても嬉しかったので何度もお弁当を買いにいきます。

多恵はその後転倒して入院し、その後視力を失ってしまいます。

ちひろは、お弁当屋「のこのこ」で働くことになりますが多恵には伝えず入院中に何度もお見舞いに行き二人はどんどん親しくなります。

風俗嬢時代のトーク力と、誰にでも分け隔てなく接するちひろに惹かれて、お店には多くのお客さんが集まる様になります。

そのうち、ちひろに悩みを聞いてもらいたくて、ちひろを訪ねるお客さんも増え始めます。

ちょと毒舌だけど的確にアドバイスするちひろは人気者に。

ある日、初老のホームレスの男性を助けたちひろは彼と意気投合して「師匠」と呼ぶようになります。

一方で師匠は深夜の町を徘徊していて町の人からは「人生の敗北者」と言われ、ちひろと仲が良いことを嫉妬されるようになります。

そんなことを知らないちひろは、お店で余ったお弁当を届けるも見つからず、その後町から少し離れた場所で亡くなっているのを発見します。

ちひろは悲しみ、師匠を埋葬します。

師匠の死の悲しみを乗り越えた頃には季節も梅雨を迎えていて、ちひろは相変わらずお弁当屋「のこのこ」で働いています。

 

ちひろさんの違う一面

ちひろのおかげもあり「のこのこ」は相変わらず繁盛していました。

そんな中ネットで悪口を書き込まれたり嫌がらせが始まりました。

最初は相手にしていなかったちひろですが、お店のシャッターにまでいたずら書きをされた時は、さすがのちひろも頭にきて嫌がらせをした男性の家に乗り込みました。

そして、二度とこの様なことをしないように目の前で約束させました。

いつもはマイペースでひょうひょうとしているちひろも、怒ると怖いという一面が垣間見れた場面でした。

そんな人気者のちひろを町の皆は放っておかず、ある日「雪中盆踊り」の司会を頼まれました。

マイペースなちひろは「気が向いたら」と言いますが、1人になりたかったちひろは祭りの当日は秘密の場所で過ごし夜遅くになって盆踊りの幹事へ差し入れを持っていきます。

 

ちひろさんが勤めていた風俗店の店長との再開

ある日、ちひろは友人でニューハーフのパブシンガーのバジルと縁日に出かけました。

ふと見ると以前勤めていた風俗店の店長が金魚すくいの屋台にいます。

店長は、ちひろが風俗店を辞めた後に自分も店を辞め、その後「内海観賞魚店」の店長をしていることを告げます。

バジルはちひろと店長が男女の関係だったのでは?と疑いますが、二人はお店にいた頃から親子の様な関係であったことがわかりました。

実はこの時バジルは店長に恋心を抱いていており、後に店長のお店を手伝う様になります。

 

「のこのこの」の奥さんとちひろさんの温泉旅行

季節が秋になった頃、入院していたお弁当屋「のこのこ」の奥さんの多恵が退院してきました。

視力を失った多恵は、ちひろと挨拶をかわして手を握ると娘のことを思い出しました。

それと同時に「のこのこ」で働いていたことに驚き感謝し、多恵はちひろを誘い2人で温泉旅行に出かけます。

多恵の実の娘は旅に出かけても、いつも退屈そうにしていたのですが、ちひろとは色々なことに共感したり2人ではしゃいだりして娘以上に楽しく過ごすことができました。

家族の良い思い出がないちひろもまた、多恵との旅行を心から楽しむことができました。

 

ちひろさんに興味を持つ女子高生のおかじとの出会い

おかじは日々の生活に不満や違和感を抱く普通の女子高生です。

ある日、お弁当屋で働くちひろを見つけて最初は変わった人だと思ったが、どんどんちひろに興味が湧いてきます。

「会いたかった人に会えた気がする」とちひろと出会ったおかじは変わっていきます。

学校では話題についていくために話を合わせたり、家では父親の顔色を見て機嫌を損ねない様にしていましたがおかじは自分を偽ることを辞めます。

おかげで友達とはギクシャクしたり父親からは怒鳴られたりしますがおかじはちひろの様に強くなりたいと思います。

学校の帰り道ちひろが行く廃墟に行くとべっちんという同じ高校に通う女の子と出会いちひろの話や微妙だったアニメの話など本音で話しているうちに仲良くなります。

 

町でいたずらを繰り返すマコトとの出会い

ある日、町では自転車をパンクされる事件が続きます。

犯人を捕まえようと公園で待ち伏せしているちひろの前に現れたのが小学生のマコト。

ちひろに虫のおもちゃでいたずらをするがちひろには通用しません。

マコトの手にアイスピックの様なものを見つけたちひろはパンク事件のことを問い詰め説教をします。

マコトを海に連れ出したちひろは勾玉のネックレスに関心があるマコトにそれを渡します。

マコトはお守りの様に大切にして、ちひろやおかじと接することで心のやさしい少年に変わっていきます。

 

ちひろさんの実の母の死

ある日、弟からメールが届き実の母が亡くなったことを知ります。

ちひろには家族と出かけた思い出や楽しかった思い出がなく、母親から育児放棄された記憶だけがありました。

実の母親が死んでも涙もでない、ちひろはお葬式に行かないことにしました。

その一方でそんな自分を責めているのかちひろは猫のマダムに話しかけます。

マダムは我関せずといった感じで寝転んで大あくび、その様子を見てちひろは自分を責めるのを辞め、悲しまない自分を受け入れることにしました。

その後、母親の四十九日を過ぎた頃に家族には内緒でお墓参りに訪れています。

 

ちひろさんと犬猿の仲のマコトの母親

ちひろが働いている「のこのこ」に派手な女性が乗り込んできます。

その女性はマコトの母親でマコトがちひろに懐いていることや、おにぎりやお弁当をもらっていることが面白くない様子です。

「あなたには子どもが居ないからわからないだろうけどこっちはシングルマザーで頑張っているのに」と訳の分からない文句を言います。

ちひろは言い返さず頭を下げますが、それは心のこもっていない謝罪で、ちひろはマコトの母親を相手にしていませんでした。

 

のこのこから姿を消したちひろさん

「のこのこ」にゆりという新しい従業員が増えた変わりに、ちひろの姿はありません。

おかじはちひろが好きだった海で深呼吸をすると、いつものように学校に向かいます。

マコトは大好きな野球に夢中になっています。

多恵はちひろからたまにかかってくる電話を楽しみにしていました。

多恵はちひろに「一緒に住まない?」と提案し、ちひろは泣くほど大喜びしたのですが姿を消してしまいました。

多恵が電話で「どこにいるの?」と尋ねると飛行機の音だけを聞かせます。

実はその頃、ちひろはインドでカレーを食べていました。

 

ちひろさん最終回結末原作漫画と映画の違いも考察

ここでは、映画「ちひろさん」の最終回結末が、原作漫画と違うのかも考察したいと思います。

 

①多恵と一緒に住む

多恵はちひろに一緒に住むことを提案しています。

ちひろも以前2人で旅行に出かけた時に「多恵ちゃんがお母さんだったら、どんな人生だったんだろう」と話しています。

多恵さんも実の娘さんとは縁がうすいようなので優しくて気が合うちひろと一緒に暮らせれば嬉しいのではないかと思います。

 

②のこのこで働きながら今の生活を続ける

ちひろのおかげで仲良くなれたおかじやべっちん、ちひろに説教されて優しさを取り戻したマコト。

町の皆も、悩みを相談できて少々毒舌ながらも的確にアドバイスをしてくれるちひろを慕っています。

これからもちひろに助けられる人は沢山いると思うんです!

なので平穏な今の生活が続いてくれるといいなぁという願望もあります♪

 

③ふらりと姿を消す

こちらは原作漫画と同じ結末になります。

どうしてちひろは慣れ親しんだ町から姿を消したのでしょうか?

しかも、自分の母親だったらと思うくらい大好きな多恵さんから一緒に住もうと誘われているのにも関わらずです。

マイペースな性格と1人の時間を楽しむ、というか必要としているところがある様なので、今の生活や大事な人と離れてでも得たいと思ったのでしょうか?

それでも多恵には時々電話をかけるところが優しくてちひろさんらしいですね♪

マイペースで何事にも縛られず、ひょうひょうとしているちひろさんの性格を考えると、やはり原作漫画と同じこちらの結末が濃厚かなと思います。

映画『ちひろさん』、思っていた通り良いお話しでした。

ほのぼのしているけど、どこか切なく各々が色々な悩みや孤独を抱えながら、ちひろの生き方や考え方に感化されながら前に進んでいく姿が、とっても良かったです。

結末から言うとちひろさんは、やはり町を去り皆の前から姿を消します。

いなくなる前に、「のこのこ」の店長、多恵さん、長井さんと、オカジにマコト、ベッチン、店長やバジルとバーベキューをします。

その最中、ふっと姿を消したちひろさんに多恵さんは電話をかけます。

「ねえ、どこか遠くに行こうかなって思ってる?」

「もう、いいんじゃない。あなたならどこにいたって孤独を手放さずにいられるわ」

黙っているちひろさんに「じゃあ、また明日」と言うと、ちひろも「また明日」と答えます。

その後、ちひろさんは姿を消すのですが原作漫画と違うのは、向かった先がインドではなく日本の牧場で牛のお世話をしていました。

雇い主の男性から「仕事覚えるのが早いね!前は何してたの?」と尋ねられると「お弁当屋さんです!」と答えます。

どこに行ってもマイペースで自由なちひろさんの生き方が少し羨ましく思えました。

 

まとめ

今回は、ちひろさん最終回結末ネタバレ!原作漫画と映画の違いも考察と題してお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

「ちひろさん」原作のあらすじとラストの結末、原作漫画から映画の最終回結末を予想してみました。

映画「ちひろさん」が配信されましたら実際の結末はどうだったか追記したいと思います。

ちひろさんの周りには様々な問題を抱えた人や心を閉ざした人がやってきます。

そんな人々がちひろさんの生き方に感化されていく物語で、ちひろさんの言葉や人を外見で決めず分け隔てなく接する生き様に多くの人が共感ています。

SNSやツイッターでも「心が疲れた時にちひろさんの漫画読みたくなる!」「じんわり心に染み渡って泣いちゃうお話し!」などなど多くの共感する声が上がっていいます。

原作漫画「ちひろさん」は、ちひろさんのような人がいてくれたらという原作者の安田弘之さんの想いが込められた作品で、皆の姉貴的存在であるちひろさんの姿は読者の心も和ませてくれます。

有村架純さんが演じる映画「ちひろさん」がどんな世界観で展開していくのかワクワクしますね♪

本記事では、ちひろさん最終回結末ネタバレ!原作漫画と映画の違いも考察と題してお伝えしてきました。

最後までお読み頂きありがとうございました。